トップ > 教育研究・地域貢献 > 教員研究・表彰一覧 > 加藤 淳 教授(保健福祉学部栄養学科)が論文 ダイズ子実の近赤外分光スペクトル解析による豆腐の硬さの簡易評価を発表しました。

加藤 淳 教授(保健福祉学部栄養学科)が論文 ダイズ子実の近赤外分光スペクトル解析による豆腐の硬さの簡易評価を発表しました。

業績概要

論文・書籍等の区分 論文
本学執筆者

加藤 淳

論文・書籍名

ダイズ子実の近赤外分光スペクトル解析による豆腐の硬さの簡易評価

著者名(著者一覧)

谷藤 健(道総研・中央農試)・加藤 淳

搭載誌名・出版社名

日本作物学紀事 (日本作物学会)

刊号・掲載ページ等

Vol.88(3)p.176-181

内容要旨

 ダイズからの豆腐の硬さの簡易な評価方法として,近赤外分光分析を検討した。試料の産年,試料性状 (粉砕または全粒),スペクトルの処理 (原スペクトルまたは二次微分スペクトル) によらず,いずれの検量線でも実測値への強い回帰が認められたが,省力的かつ非破壊で未知試料への適用性も高い全粒試料の二次微分スペクトルによる検量線を採用した。この検量線は他年産試料への適用性が優ったほか,予測標準誤差が前報において官能試験から得た破断応力の識別閾値と同水準であったことから,スクリーニング用途においては十分に実用性を有する精度と判断され,系統選抜,特に初期世代の検定において効果が期待できる。

お知らせ