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学長挨拶

  学長

小さくてもきらりと光る大学

 名寄市立大学は、北北海道における女子高等教育の嚆矢として1960年に開学した名寄女子短期大学(1990年市立名寄短期大学と改称)を母体に、地域の期待と時代の要請に応え2006年に栄養学科、看護学科、社会福祉学科よりなる「名寄市立大学」として新たに開学しました。2016年には、短期大学部として残っていた児童学科を4年制の「社会保育学科」とし1学部4学科体制とし現在に至っています。

 名寄市立大学は、開学時の理念 ①保健医療福祉の連携と協働、②少人数教育の実践、③地域社会の教育的活用と地域貢献、に基づく教育・研究を進め、教養教育の充実を図りながら社会に貢献できる職業人の育成に務めてきました。その成果は、2015年度の本学の就職率は99.2%、正規雇用96.1%と、社会から高い評価を受けていることに現れていると言えます。

 本学が今後も地域に根差した市立大学として、「ケアの未来をひらき、小さくてもきらりと光る大学」であり続けるためには、絶えず教育・研究の向上を図り、自ら改革・改善に取り組むことが求められてます。そのためには明確なビジョンを持ち大学運営を行っていくことが必要であり、昨年度「名寄市立大学将来構想」ビジョン2026)」を策定しました。これからは、教育の充実に加え、教育環境の整備、学生への経済的支援も拡充していく予定です。また、大学はその知的財産をいかに社会に還元するかも問われています。地方の大学、特に公立大学には地域貢献が求められています。名寄市立大学も地域の要請に応えるべく、昨年から「コミュニティケア教育研究センター」を新たに設立し、人口減少、少子高齢化が進む地元の活性化に少しでも貢献できるよう、本学の総合的専門職養成大学の特徴を生かした保健・医療・福祉・保育(子育て)・食育の視点から産学官の連携を図り、課題解決に向け取り組んでいます。

 今年4月には新しい図書館がオープンしました。図書室だけではなくラーニングコモンズ、300名規模の講堂や交流展示スペースなども備えています。また今後の学生増(短大の4年制移行に伴い)に向け現在建設中の新棟には広いレストランも入り一般開放も予定しています。これからますます充実するキャンパスで、皆さんとともに学び研究できることを楽しみにしています。


名寄市立大学 学長
佐古 和廣