関 朋昭 准教授(教養教育部)が学術論文「スポーツ合宿の経済波及効果に関する研究」を発表しました。
業績概要
論文・書籍等の区分 | 論文 |
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本学執筆者 | 関 朋昭 |
論文・書籍名 | スポーツ合宿の経済波及効果に関する研究 |
著者名(著者一覧) | 関 朋昭・石澤 伸弘・横山 茜理 |
搭載誌名・出版社名 | 北海道体育学研究 第51巻 北海道体育学会 |
刊号・掲載ページ等 | 2016第51巻 pp.17~24 |
内容要旨 |
経済波及効果は必ずしも精確に測定することができない.むしろ経済的に測定できない不確実な要因が多く,推計するための手法や方法は一般化できず方法論上の問題を抱えている.しかしながら本研究は,これまでの経済学の議論を経営学の立場から批判的に検討し,経済波及効果の概念をまずは創りかえた。 そして,北海道内の某自治体のスポーツ合宿の経済波及効果の算出方法を分析し,「絶対効果」と「相対効果」の2つの指標から「経済波及効果」を見立てることができることを明らかにした.この2つの指標をもとにしながら協力が得られた自治体との協働によって「容易さ」「低コスト」「理論整合性」に考慮し,地域にもたらす経済波及効果の推計モデルを構築した. 経済波及効果の推計を実証したという意味においては,スポーツに限らず,これまでの経済波及効果の研究に新たな知見を示すことができたといえる. 今後,オンラインで閲覧できる予定。http://www.hspehss.jp/ |
