宮内 俊一 准教授(児童学科)が学術論文「被虐待児の攻撃性の扱いについての一考察」を発表しました。
業績概要
論文・書籍等の区分 | 論文 |
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本学執筆者 | 宮内 俊一 |
論文・書籍名 | 被虐待児の攻撃性の扱いについての一考察 |
著者名(著者一覧) | 宮内 俊一 |
搭載誌名・出版社名 | 人間関係学研究 |
刊号・掲載ページ等 | 2015.第19巻第2号pp.188(pp.27~36) |
内容要旨 | 人は感情を持って生活しながら生きている。基本感情として喜び、悲しみ、驚き、恐れ、嫌悪、怒りがある。その一つの「怒り」は攻撃を伴った時に対人関係に大きな影響を及ぼす可能性がある。不適切な環境下で生活している子どもたちは養育者からの虐待ですぐにキレやすくトラブルを起こしがちである。怒りの感情を持つことは悪いことではない。いかに怒りに攻撃を伴わずに対処するかが重要である。本研究では、被虐待児が怒りの扱いの対処法を学ぶことができるのかを考察し、学び直しを教育的に行うことの効果と有効性を検証した。 |
