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コミュニティケア教育研究センター協力の学術シンポジウムがオンラインで開催されます


 新型コロナウイルスの感染拡大下においては、子どもたちにとっても、地域で暮らす日常が非日常で埋め尽くされる日々が続いてきました。そんな今だからこそ、地域で過ごす日常が子どもたちの発達にとってどんな意味を持つかを、大人が集って考える大切な時間を作りたいと考え、本シンポジウムは企画されました。

 コミュニティケア教育研究センターとしても、全国規模の学術シンポジウムに協力する初の試みとなります。
 社会保育学科 及川智博 講師が司会として、長津詩織 講師が話題提供者として登壇されます。
 参加費無料ですので、ぜひお気軽にご参加ください。皆で一緒に、子どもたちの日常と地域との関係を考えてみませんか?
 

日本発達心理学会国内研究交流委員会・
北海道大学大学院教育学研究院附属子ども発達臨床研究センター共同主催シンポジウム


【テーマ】子どもたちの「日常」―地域研究から考える―

【概要】
2020年から今日に及ぶCOVID-19の感染拡大は、私たちの日常に大きな影響を与えました。特に子どもたちにとっては、ときに保育施設・学校・公共施設が一時閉鎖するなど、それまでは当たり前だった地域で過ごす日常が、数多の制約を伴う非日常で埋め尽くされる日々が続いてきました。ワクチン接種の進行とともに、わずかながら以前の日常が取り戻される兆しが出てきた今こそ、本企画では子どもの発達にとって地域で過ごす「日常」がどのような意味を持つかを、研究者・市民の枠を越えて考え合い、これからの子どもたちの生活と発達を考えるためのヒントを得ていければと考えます。

当日は、発達心理学・医療人類学・社会学の観点から、地域の暮らしに根ざした子どもたちの姿や育ちをとらえようとしてきた先生方にご登壇頂きます。その上で、指定討論者・参加者を交えた議論を通して、居住地を問わず、ひろく子どもの発達と地域社会の両者に不可分なつながりがあることを語り合うための、今日的な議論の枠組みを探っていきます。子どもたちにとって大切な地域での「日常」について、大人が集って考える大事な時間にしたいと考えますので、所属等を問わず、ぜひお気軽にご参加いただければと思います。

ケア研 シンポジウム

【日時】2021年8月9日(月・振替休日) 13:30〜16:30

【場所】オンライン会議システム「Zoom」ウェビナー開催

【司会】

及川智博(名寄市立大学保健福祉学部・講師)

川田 学(北海道大学大学院教育学研究院附属子ども発達臨床研究センター・准教授)

【話題提供者】

山下智也(北九州市立大学文学部・准教授)

道信良子(札幌医科大学医療人育成センター・准教授)

長津詩織(名寄市立大学保健福祉学部・講師)

【指定討論者】

陳 省仁(光塩学園女子短期大学・教授 / 北海道大学名誉教授)

篠原岳司(北海道大学大学院教育学研究院・准教授)

お申し込み方法

以下のGoogle Formよりお申し込みください(参加費無料)

URL:https://bit.ly/3xzd1VG

※後日、お申し込み頂いたアドレスにZoomウェビナーのURLをお送りします。
※お申込み〆切:8月4日(火) 18:00
 

注意事項

「Zoom」をご利用したことがない方は、「Zoom」のインストールを済ませて、接続テストをした上でご参加ください。
※「Zoom」アプリのダウンロード URL:https://zoom.us/download
※「Zoom」接続テスト用のWebサイト URL:https://zoom.us/test
 

共催・協力

共催:心理科学研究会北海道地区・日本発達心理学会北海道地区懇話会
協力:名寄市立大学コミュニティケア教育研究センター
 

お問い合わせ先

及川智博(名寄市立大学 保健福祉学部 社会保育学科 講師 / 日本発達心理学会国内研究交流委員会委員)
E-mail:toikawa@nayoro.ac.jp

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