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加藤 淳 教授(栄養学科)が書籍「あずき毒出しスープ」を刊行しました。

業績概要

論文・書籍等の区分 書籍
本学執筆者 加藤 淳
論文・書籍名 あずき毒出しスープ
著者名(著者一覧) 加藤淳(監修:石原新菜)
搭載誌名・出版社名 河出書房新社
刊号・掲載ページ等 2022年11月30日発行
p.1-128
内容要旨  アズキは、和菓子や和食に使われる他に、古くは薬としても利用されていました。最近では、食品に含まれる各種成分の健康機能性が明らかとなってきており、赤ワインブームで注目を集めたポリフェノールもその一つです。アズキには、このポリフェノールや食物繊維をはじめ、ビタミンやミネラルなどの栄養成分が豊富に含まれており、近年の研究でその効果も明らかとなっています。
 甘く味付けしたあんこや和菓子だけでは、日常的に食べられる頻度は限られており、アズキを煮る過程で、ポリフェノールなどの水溶性の成分も流出してしまいます。この健康成分を余すことなく摂取できる食べ方がスープです。アズキはトマトソースやチリソース、クリームソースとも非常に相性が良く、煮汁を出さずに硬くゆでた「煮アズキ」を使うと、おいしいアズキスープが簡単に作れます。毎日の食生活にアズキを取り入れ、健康的な生活を続けていただきたいと思います。
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