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学長挨拶

 みなさん、はじめまして。名寄市立大学の学長として就任するにあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
 誰もが実感されておりますように、日本経済はなおバブル以降の不況から抜け出せないままにいます。人口の少子高齢化はそんな状況にも関係なく進んでいます。日本の政治・経済・社会の安定した再生産起動の確保は待ったなしの課題となっています。
 その中で、名寄市立大学は何を目指し、どのような方向に進んでいくべきか。それは、いうまでもなく、これまでの久保田学長をはじめとする先輩教職員や卒業生、地元関係者・市民のみなさんが打ち出してきた現在の3学科(栄養、看護、福祉)からなる保健福祉学部と1学科(児童)からなる短期大学部を基礎としたものとなるでしょう。そこでは、今後とも、社会的責任を自覚した、幅広い連携教育などに裏付けられた、有能な専門職を生み出すことを使命とする大学、関係者が一丸となって学生のみなさんの期待に応える大学が追及されるべきでしょう。
 しかし、このような理念の実現は、新しく入学してくる学生や現に学んでいる学生の教育環境の充実と進路先の安定的確保、市民から愛され、誇りにされる大学の構築、そして何よりも教職員関係者のプライドと不断の努力、これらの総合的な諸作業の継続があってこそ可能となるでしょう。またさらに要求されるのは、本学のように、地方小都市にある大学だからこそ、その努力目標は高く、教職員・学生共にグローカル(グローバル+ローカル)のレベルでなければならない、ということでしょう。そこにまた、すべての大学構成員がある“充実感”を感じる大学こそすばらしいと言えるでしょう。

学長  この日本最北端にある公立大学の構成員ひとり一人が、自らの能力を伸ばし、社会の期待に応えうる人間として成り行くために、何が求められているか、その実現のためにはどんなことが必要なのか。この大学の最終責任者として、これまでの経験を生かし、管理運営だけでなく、自ら教育にも、研究にも携わりながら、微力ではありますが、最大限の努力をしたいと思います。

             名寄市立大学・名寄市立大学短期大学部 学長  青木 紀

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